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地蔵とリビドー

【日本初配信】
2018年制作/日本/作品時間62分
独創的なアート作品を生み出し続ける障害者施設「やまなみ工房」。いま彼らの作品はアメリカやヨーロッパのアート市場を中心に世界的な注目を集めている。工房に通所するのは知的障害や精神疾患を持つアーティストたちだ。彼らは実名で登場し、その日常が包み隠さず描かれている。作品がいつ完成するのか、それは彼ら自身にもわからない。作品が誰にどう評価されるのか、彼らはまるで関心がない。ただ衝動のままに創作し続ける彼らの姿がそこにあるだけ。ひとつ事実として言えるのは、作品が彼らと他者との確かな結節点となっていることだ。アウトサイダーアートに造詣の深いジャーナリストや美術関係者へのインタビュー、障害を持つアーティスト自らが語る「精神状態と創作の関係性」など、彼らの切実な表現欲求の根源を探るドキュメンタリー映画です。
 
監督:笠谷圭見  
撮影・編集:野田亮(apartment film)、TRUCK FILM DESIGN  
アートディレクション:諏訪睦  
音楽:イガキアキコ  
プロデュース:やまなみ工房、PR-y  
製作プロダクション:RISSI INC.   
助成:日本財団  
出演:小出由紀子(アートディーラー)、エドワード M. ゴメズ(「RAW VISION」編集局長)、向井秀徳(ミュージシャン)、ほか
 
◆作品から伝わる生命力が、人の心を動かす◆
正規の美術教育や訓練を受けていない人により制作された美術作品、「アウトサイダーアート」の旗手的存在として、国内外で評価が高まっている「やまなみ工房」は、30年にわたり、独創的な絵画や彫刻、工芸品などを発表してきた歴史があります。彼らが評価されているのは障害者アートだからではなく、作品から伝わる生命力やエネルギーが観る者の心を動かしているからです。映画のなかで映し出されるアーティストたちは、作りたいから作るという純粋な創作への意欲と、社会的なつながりが持てることの喜びを実感しているように見えます。本作では、スタイリッシュな映像と音楽を交えながら、アーティストたちが自らの精神状態や表現せずにはいられない衝動を語り、私たちにアートとは何かを刺激的に訴えかけます。

[予告編]
 
(映画賞/映画祭)
フィラデルフィア・アジアン・アメリカン映画祭2018 正式招待作品

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