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一個人的収蔵 MY DEAR ART
【日本初公開作品】
2017年制作/撮影地:中国/作品時間107分
2017年制作/撮影地:中国/作品時間107分
過去15年間で、アジアのアート市場は爆発的に拡大しました。中国のコレクターは現在、アメリカ人やイギリス人よりも、オークションに多くのお金を費やしています。本作では、アーティストやギャラリスト、専門家の証言を交え、現代美術の新しい市場の不思議と不条理を浮き彫りにしながら、ビジネスに変革をもたらしているアジアのコレクターの視点から、アートの魅力と、マーケットの熱気について紐解きます。本作は、2017年のアート・バーゼル香港で上映されたアジアのアート界の熱気を描き出したドキュメンタリー映画です。
監督:シュー・ハオシュエン
◆「美術館を訪れるのではなく、なぜアートを収集するのですか?」◆
今、現代美術の世界においてほぼ存在感を失いかけている日本のアート市場に対し、中国の存在感が世界的に高まって久しい。アート・バーゼル香港でみる日本と中国の差はすでに歴然としています。その原因を紐解けば、それはコレクターの存在にあります。中国にはアメリカやヨーロッパの著名なアーティストはもちろん、それ以外でも価値の高いアーティストを見抜く〝眼力〟とアートに関する〝リテラシー〟が備わった優れたコレクターがどんどん増えているというのです。そして多くの若者がアートに興味を示し、アートから学ぼうとしている現実があります。一方の日本はどうか。どの世代も新しい表現や芸術的価値と向き合おうとする人々は決して多くありません。アートの発展にはコレクターが不可欠です。その当たり前の原点を、本作は示唆しています。
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