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イツァーク 天才バイオリニストの歩み 《ノーカット完全版》

【日本初公開作品】
2019年製作/イスラエル・アメリカ/作品時間83分
20世紀後半の最も偉大なバイオリニストと称され、日本でも愛されてきたイスラエル生まれのバイオリニスト、イツァーク・パールマン。彼が、いかにして世界的なバイオリニストへと駆け上がり、偉大な音楽家として世界で認められたのか。その歩みを彼自身が語り、またプライベートにも密着したドキュメンタリー映画。彼は、4歳で小児麻痺にかかり、下半身が不自由になってしまうが、夢を諦めず、イスラエルからアメリカに移り住んだことをきっかけに彼は頭角を現す。イツァークが奏でるバイオリンの音色は、オバマ大統領の就任式や映画「シンドラーのリスト」のテーマ曲など、世界中の人々に感動を与えてきた。その細部まで行き届いた美しい音色、心に響く演奏はどこから来るのか。2018年度グラミー賞ノミネート作品。
 
監督:アリソン・チャーニック
 
◆天才イツァークと仲間たちが語る、音楽の「本質」◆
本作は、イツァーク・パールマンの日常にまで密着し、彼の素顔に迫っています。そこには、演奏家として、音楽指導者としての思いやこだわり、哲学が随所に散りばめられています。また、そうそうたる音楽仲間たち、ミッシャ・マイスキー(チェリスト)、エフゲニー・キーシン(ピアニスト)、マルタ・アルゲリッチ(ピアニスト)、ズービン・メータ(指揮者)、ビリー・ジョエル(シンガーソングライター)など、彼らと過ごす時間からも、音楽の「本質」とは何かが伝わってきます。イツァークは、若者たちを集めたレッスンでこう問いかけます。「なぜ奏者によって感動的な音が出たりそうでなかったりするのか?」。そして、自ら「私には説明ができない」と答えています。そして、「でも説明不能なことがあるのは良いことだ」と付け加えています。技術や理論だけではとらえきれない音楽の無限の可能性が、彼の生き様から伝わってきます。

[予告編]

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