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アメリカ人の赤ちゃんを産む方法
【日本初公開】
原題:How to Have an American Baby
2023年製作/作品時間117分
撮影地:アメリカ
製作国:アメリカ
我が子に米国市民権を与えたいと願う中国人富裕層を取り囲む人たちの、悲喜こもごものストーリーを映像に収めた。米国で出産しようとする夫婦のために、マタニティホテルの経営者や世話人、医療関係者たちが奔走する。高額な費用や、英語が話せない従業員、ホテルの治安など、不安とストレスに悩まされながら過ごす妊婦たち。ホテルには近隣住民からの苦情が寄せられる。より良い出産、より良い人生のために、自国ではなく米国での出産を選択する彼らの思いの根源にあるものは「安心への渇望」だ。出産ビジネスの現場から、中国人の価値観を探る。
監督・製作・脚本・撮影・編集:レスリー・タイ
製作:ジリアン・シュルツ
製作顧問:マヤ・E・ルドルフ
共同製作・共同編集:エリヴィア・ショウ
共同製作:チョチョ・タン、ヤン・コン、シンイ・“レイラ”・リン
製作総指揮:エスター・ロビンソン、ローラ・ポイトラス、シャーロット・クック
◆市民権獲得をサポートする出産ビジネス◆
米国は国籍の出生地主義を採用しており、「米国で生まれた子には全て米国市民権を付与」することで知られています。この制度を利用して、我が子に市民権を持たせるために米国で出産する外国人妊婦の存在は、移民論争の中でしばしば登場します。中国人女性の米国での出産は2010年代から増え始めました。米「移民研究センター」によると、2016年後半から2017年前半に短期観光ビザで米国に入国した女性が出産した子どもの数は推定で約3万3000人。米国は2020年に出産目的の外国人には短期の滞在ビザを発給しないと発表。行き過ぎた「バースツーリズム」への警戒を強めています。
[予告編]
(受賞歴/映画祭)
2023年 TRUE/FALSE映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
2023年 サンフランシスコドキュメンタリー映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
2023年 CUCALORUS映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
2023年 オースティン・アジア・アメリカン映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
2023年 DOC NYC映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
2023年 サンディエゴ・アジアン映画祭(アメリカ) オフィシャルセレクション
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