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リサイクルの幻想

~環境先進国の政策が招くリサイクルの限界とグリーンウォッシュ問題!持続可能な社会を考える環境問題ドキュメンタリー衝撃作品~


【日本初配信】
2021年製作/作品時間46分
撮影地:ドイツ、デンマーク、トルコ、イギリス、ブルガリア
製作国:ドイツ
※全世界から視聴可能
 
「リサイクル率100%」のプラスチック製品の行方を追ったドキュメンタリー。1990年代にドイツで始まった「ゴミの再資源化」キャンペーンは、瞬く間に西欧各国に広がった。しかし30年後の今、回収されたプラスチックゴミの大半は、焼却されて熱エネルギーに変わる。回収、分別、焼却にかかるコストは、税金や商品価格への上乗せでまかなわれている。かつてゴミを送りつけた中国は、2018年に廃プラスチックの輸入を禁止。現在は欧州最貧国のブルガリアの他、世界中の発展途上国に輸出している。「資源循環」を謳いながら、実態はわずか数%のリサイクル。「完全リサイクル」を信じて商品を購入する消費者への、裏切り行為が蔓延している。
 

監督:トム・コステロ、ベネディクト・ヴェルムター
製作総指揮:メッテ・ホフマン・マイヤー
製作:トリスタン・シトロシェック
編集:カルロッタ・キッテル、ルーン・シュバイツァー
ナレーション:アリス・サイクス
撮影:フィリップ・マイゼ、ヨハネス・プラウズ
音楽:ニルス・カツィレック
 

<作品の見どころ・社会問題提起>

◆「グリーンウォッシュ」は消費者への裏切り◆

環境に配慮していると見せかけて、実際には何もしていない商品やサービス、企業に対して「グリーンウォッシュ」という言葉が使われます。環境やエコのイメージを想起する「グリーン」と、ごまかしを意味する「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語です。欧州委員会が2020に調査したところ、企業サイトの42%で「自社の取り組みはグリーンである」との主張が、誇張、虚偽、または欺瞞的であることが判明しました。企業のエコ活動やサステナビリティ戦略が、実は「グリーンウォッシュ」に過ぎない実態が浮き彫りになっています。

◆環境先進国の欧州リサイクル政策が招く環境汚染の実態◆

先進国は、自国のゴミのほとんどを、数十年にわたり中国に輸出していました。2018年に中国がプラスチックごみの受け入れを禁止して以降は、アフリカへのゴミ輸出量が4倍に膨れ上がりました。プラスチックごみの輸出先が、次の「途上国」に切り替わっただけで、何の解決にもなっていません。プラスチック廃棄物の輸出という現実、循環型経済を標榜したプラスチック削減やリサイクル限界の実態を目の当たりにし、ゼロウェイストや持続可能な社会の本質について考えさせられます。
 
[予告編]
 
(受賞歴/映画祭)

2023年 UNAFF(国連協会映画祭)
2023年 オール・リビング・シングス環境映画祭

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