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#シカゴガール ネットVS独裁者

2013年製作/アメリカ・シリア/作品時間74分
シカゴ郊外で暮らす19歳の女子学生が、内戦の続くシリアでSNSを駆使しながら現地の活動家を束ね、アサド政権の打倒に動く「革命」を率いる姿を描いたドキュメンタリー映画。インターネットの普及により、彼女はアメリカに居ながら現地のデモを組織し、シリアから届く情報を英訳し、動画をアップしていきます。報道機関がそれらをニュースソースとして使用し、世界にシリアの惨状を伝える発信源になりました。一人の市民がSNSで発信した情報により、国家の歴史が変わることもありうる時代が到来しているのです。SNSで情報を共有する現地の仲間たちは、常にシリア政府からの拷問の危険にさらされていました。パスワードを自白させ、組織の実態を暴かれる可能性があったのです。これは、新時代の「革命」のあり方を示唆するドキュメンタリー映画ともいえます。
 
監督・プロデューサー:ジョー・ピスカテラ  
エグゼクティブプロデューサー:エド・カニンガム  
プロデューサー:マーク・ラインハート
 
◆iPhoneやネットが銃に代わる武器になるか◆
かつて、新聞やビラは民主化運動にとって重要な役割を果たしました。インターネットは、それに代わるツールとして大きな役割を果たすようになりました。チュニジアでは、54年間続いていた独裁政権がSNSによって崩壊しました。人々がネットを活用する速さと情報量が、大きな力を持ったのです。それは「共感」を力に変えるツールともいえます。一方で、情報が権力者の手に落ちれば、相手にとっても武器になります。たとえiPhoneやインターネットを通しての革命であっても、活動家たちは命の危険にさらされるのです。それでも、シリアの現状を、国民が自らの手で世界に伝えることが可能になったことは、独裁者や権力者と対峙する上で、大きな力を手にすることになるのです。

[予告編]
 
(映画賞/映画祭)
アムステルダム国際ドキュメンタリー映画祭 DOC Uコンペション受賞 
平和のための映画館・NPO法人(ベルリン)Cinema for Peace Justice Award受賞 
アムネスティ国際映画祭 ゴールデンバタフライ賞受賞 
移民博物館賞受賞 
キャノン シネマフォトグラファー アワード 特別賞受賞 

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